船員保険って知ってますか??
めったに来ないので忘れられがちな、船員保険について、簡単にお話しします(*'▽')
保険者番号「01」から始まる、協会けんぽ
保険者番号「06」から始まる、組合保険
この辺りはよく見ると思います。
では、
保険者番号「02」から始まる、船員保険は見たことあるでしょうか??
最近はQRコードでの入力がほとんどなので、あまり意識して見ることもないかもしれません。
船員って文字通りですが、そもそもの絶対数が少ないと思いますし、皆が皆病気ではないし、その中のほんの一部の人が自分の薬局に・・・って考えると、本当に少ないです。
別に船員保険だからと言って、なんら変わったことをするわけではないです。
レセコンに番号入れて、普通にオンラインで請求です。
ただ気をつけなければならない点もあるので、ご紹介させて頂きます。
通常と異なる労災請求
船員保険で気をつけなければならないのが、いわゆる労災の請求です。
自分たちが、通勤または業務中にケガしたら・・・労災になります。
健康保険は使わずに、100%労災に請求します。
船員保険も基本的には同じです。
ですが、実は、一般の保険と同じ扱いをされるようになったのは、平成22年からなんです。
なので、平成22年以降については、通常通り、5号用紙等をもらって、労災に請求してください(^^♪
ただ、それ以前に発生したものについては異なります。
もちろん、お仕事中の事なので、患者自身が支払うことはありません。
船員保険に10割請求することになります。
これは協会けんぽのHPにも、しっかり書かれているので、確認しましょう!!
あまり使う機会がなく、知らない方もいるかもしれませんが、レセプトの氏名欄の下に、
「職務上の事由」という欄があります。
![]() |
| 記載のあるレセプトの見本です |
平成21年12月31日までの船員保険の労災は、ここを使うことになります。
おそらく使ったことがないだけで、どんなレセコンにも、ちゃんと機能はついていると思います。
通勤中のケガであれば、、、3通勤災害
業務中のケガで」あれば、、、1職上
を選んで、記載する形です。
ここをきちんと選ぶことで、患者様の自己負担が0円になるはずです。
あとは、通常通りオンライン請求すれば、保険合計点数×10円が振り込まれます★
下船後3か月以内に注意!
平成21年って・・・いつ!!
というわけで、上記の機能を使うことは、ほぼないと言って良いと思います。
大事なのはここから!←え
船員保険には、上記のもの + 「下船後3か月以内」というジャンルがあるんです!
突然来局されることもあるので、覚えておきましょう☝
患者さんは保険証と一緒に、下船後3か月以内を証明するための書式も持ってきます。
これをみたら、「お会計なしだ!」と思ってください。
下船後3か月以内は、風邪なども含めて、すべての医療費が無料になります。
すごいですよね!!
この際には、職務上の事由欄に「2下船3」の記載しなければなりません。
初めて処方箋を応需した際、このことを知らなかった私は、無理やり自己負担を0にし、レセプトの摘要欄に、「下船後3か月以内のため」って書いたんです。
・・・2か月後、、、見事に7割分しか振り込まれていませんでした!!!!
融通は全くききません( ;∀;)
3か月が終われば、通常通り3割の自己負担になるので、保険の期限はしっかりと入力し、コメントもできるだけ目立つように記載しておいた方が良いです!!
4か月目からは、職務上の事由欄は空っぽにしなければならないので、同じ番号で、新しく保険を追加するのを忘れずに!!!
知らないと、あわわわ・・・となりますが、患者さま自身は当然分かってて来局されてるので、しっかり知っておくべきだと思いますよー(*'▽')
